8月4日、国立国際医療研究センターが実施しているJICAプロジェクト「コンゴ民主共和国保健人材開発支援プロジェクト」の研修員(保健省行政官)5名が佐久市での3日間の研修の中で来学し、「本学における看護教育を通した人材育成」について堀内学部長の講義を受け、実習室などを見学しました。その中で、特に助産師教育について討議が交わされ、
両国の教育システムのみならず、コンゴ民主共和国では男性の助産師がいるが、日本で許可されていない事情について文化的な背景、産科医師と助産師業務の違い、妊産婦が男性助産師に感じる性的センシビリティの課題などについて情報交換の場となりました。
母子保健、老年看護学実習室では、臨床と同様のシミュレーション機材に感心し、和室では畳の上に座ってみるなど(コンゴ民主共和国では、床にすわる習慣がない)文化の一端を楽しんでいました。
母子保健実習室の見学
講義中の研修員
佐久大学