信州短期大学部では、1/23-1/30の間、台湾介護研修生の受入プログラムを実施しました。
参加者は台湾で医療マネジメントを学ぶ大学生や介護に携わる看護師、実務者の計7人です。
学内での講義・演習では、佐久地域の特徴や感染予防、移乗移動介助等について学び、学生交流会では
台湾と日本の福祉・介護について、研修生と信州短大生が意見交換会をし、お互いの国の介護について見つめ直しました。また、地域医療支援病院として地域医療体制を確立していく佐久総合病院佐久医療センターを見学し、地域に根差した病院の役割などについて説明を受けました。
その後、4日間の施設研修では、上田市にある福祉施設「ローマンうえだ・上野の里・上野の家」及び南牧村にある「特別養護老人ホームのべやま」において、高齢者ケアの現場を視察・研修しました。
この研修の目的のひとつには、日本の介護を体験してもらい、「介護は尊厳ある仕事であるという事を感じてもらいたい」という願いがあります。
学内での講義・演習、施設での研修を通して、介護する人にも介護される人にもやさしく、お互いを思いやる日本の介護を少しでも感じてもらえたらと思います。
台湾の現状を知り、日本の介護を再認識できた信州短大生にとっても大変有意義な機会となりました。
佐久大学信州短期大学部