台湾の北東に位置する宜蘭県では、台湾の中でも高齢者ケアと健康増進を積極的に推進する県です。今回、『佐久市つばさプロジェクト』の一環として、民・官・学による介護環境及び活動の理解を深めることなどを目的に、呉知事、劉衛生局長はじめ18名の視察団が佐久市を訪れました。
佐久市への表敬訪問では栁田清二佐久市長はじめ市職員の皆さんが歓迎し、佐久市が掲げる"世界最高健康都市"のもと、医療・福祉に対する佐久市の取り組み状況を説明。その後、一行はJA長野厚生連佐久総合病院で、地域医療について説明を受けた後、佐久大学を訪れ、堀内学長から、『日本の高齢者ケアにおける医療・看護と介護の連携』と題した講演で佐久大学での取り組みを理解しました。
2~3日目は、佐久市を中心とした福祉施設を視察し、現場の生の声を熱心にメモを取っていました。
最終日の交流会と歓送会では、佐久大学から盛岡理事長、堀内学長はじめ教職員が参加。活発な意見交換をし、次回は宜蘭県での再会を約束して視察団は帰路につきました。
佐久大学では、本年度立ち上げた、国際交流・教育センターが中心となり、更に国際交流活動にも力を入れていきます。