佐久大学信州短期大学部開学30周年、佐久大学開学10周年を迎えました

おかげさまで、地域の皆さまに支えられ、佐久大学信州短期大学部開学30周年、佐久大学開学10周年を迎えました。

ご挨拶

佐久地域で唯一の高等教育機関として、熱い期待と応援を頂き30年経ちました。短期大学は約4800人の卒業生がビジネスや福祉現場など多方面で期待され活躍しています。10年前に開学した四年制看護学部も600人余を医療現場に送り出しました。大学院の卒業生も20人を超えました。更に多様なカリキュラムを用意して、学びたいときに学べる社会に開かれた学園、生涯教育に応えられる学園を目指したいと思います。佐久地域は農村医療・地域医療の先進地としてアジア諸国からも強く関心を持たれています。先輩住民の方々と医療機関及び行政の協同によって作り上げられた佐久地域は他からの追随を許さない教育環境です。空前の少子高齢社会の諸課題を研究し解決する人財を輩出する大学をめざしています。教職員一同、地域のみなさまに信頼されるように頑張ります。

理事長 盛岡正博

佐久大学信州短期大学部の30周年、佐久大学の10周年に当たり、皆様のご支援に感謝申し上げます。信州短期大学部では、佐久にできた最初の高等教育機関として開設され、現在は福祉学科で介護福祉士養成と福祉マインドを持ったビジネスの場で働く者への教育を進めています。このことは、10周年を迎える看護学部と共に、いまや社会全体で最も必要とされている、「ケアの心」を持って働く人財の育成を目指したものです。人との関係性を基盤として、周囲の人々への「心遣い」や「思いやり」の心を大切にして社会に貢献し、ケアの思想が生かされる祉会の形成に寄与していく所存です。昨年度の私立大学研究ブランディング事業「健康長寿を牽引する足育」研究プロジェクトや、大学院での医師との協力の下、医行為の一部を実施できる、プライマリケア看護コースの開設、アジア諸国との国際交流など、多くの夢を持って、今後とも教職員一同、頑張っていきます。今後とも、お力添えのほど、よろしくお願いいたします。

学長 堀内ふき