学修における生成AIの利用について
いま、社会では、Chat GPT、Perplexity AIなどの生成AI(以下、生成AI)の利活用が話題になっています。 生成AIの活用で、探求の質を高められるなどの学修面の利点があるかもしれませんが、使い方によっては知的財産権やプライバシー情報の侵害等、法的な問題を伴う場合があります。
佐久大学の学生の皆さんは、下記の留意事項を熟読し、適切に生成AIを使用するようお願いします。
《利用上の留意事項》
1. 学修成果物としての提出物(レポート等)に生成AIを使用した文章や画像をそのまま利用しない
▽生成 AI の回答する内容に間違いが゙含まれることを理解し、真偽や適切性について、十分に吟味したうえで、使用してください。引用ではなく、剽窃(ひょうせつ)と判断される場合がありますので、レポート等の学修成果物の提出物に使用する場合は、参考資料としての利用にとどめ、下記の項目を必ず明記してください。
① 利用した生成AIの名称
② 利用日
③ 入力内容
④ 出力内容
※出力されたものをそのまま提出した際は、評価対象とならない場合があります。
2. 自分自身や他者(実習先の患者・利用者・クライアント・家族、友人や大学関係者等)の個人情報やプライバシー情報、研究結果等の未公表の情報等を入力しない
▽入力した情報がどのように使われるか誰にもわかりません。そのため、自分の意図とは別に、情報が流出する可能性があったり個人情報やプライバシー情報を流出させたりする危険性があるので注意しましょう。
3. 生成AI の利用に制限のある場合は、科目担当教員の指示を仰ぎそれに従う
▽科目の特性や教育上の理由から生成AI の利用を制限することがあります。利用の可否について、科目担当教員に確認してください。なお、教員から指示が無かった場合でも、生成AIで作成した課題やレポート等をそのまま提出することは認めません。
4. 生成 AI とは何か(利点・欠点)を理解しながら、適切な利用を心がける
▽生成AIは日進月歩で発展している技術のため、活用方法や利用規約等が変更されることもあります。適切に利用するためにも継続的に情報収集をしましょう。
2023年9月 佐久大学