「小児科外来のトリアージ」をシミュレーション演習しました

看護学部3年生の小児看護援助論でのシミュレーション演習をご紹介します。
今回は、小児科外来に「電話をかけてきた家族」、「受診した子どもと家族」への対応を想定し、問診を行い、感染症と緊急度をアセスメントしたトリアージを行う演習を行いました。

学生たちは、演習の前に、グループに分かれて様々な小児の疾患について自己学習をし、看護師はどのような対応をすべきか意見交換をして臨みました。

家族役を演じる教員がどんな年齢、どんな症状の子どもと一緒に受診してくるのかは、問診してみないとわかりません。
看護師役が問診をすすめる中、チームメンバーが「予防接種歴は母子手帳に書いてあるんじゃない?」「感染症かもしれないから隔離室に案内する?」と自己学習した知識を寄せ合って対応しようとしている姿が印象的でした。

演習を終えて、学生からは、「お母さんと子どもを前にすると、とても緊張した」「自然な会話の中で、系統立てた質問をするのが難しかった」「お母さんの不安を和らげるためにどのような声掛けをすべきか悩んだ」など、多くの大切な大切な学びが語られました。