エジプトから看護管理者の研修を受け入れました
佐久大学では、エジプトと日本政府との間で2016年に締結された「エジプト-日本教育パートナーシップ・人材育成事業(4年計画の最終年)」の一環として、2024年6月3日~7月14日までの6週間、看護管理研修を実施しました。
研修員は、保健人口省の看護行政官、県の看護行政官から病院の看護部長、病棟師長であり、日本では厚生労働省の看護行政の講義から日本看護協会の事業、そして大学病院および地域の中核病院における看護管理業務等について学びました。
参加者は、将来の希望として認定看護師・看護管理者制度など、専門分野を高める研修を挙げていました。エジプトでは、看護国家試験制度を準備中であり、国家資格を持つことが看護ケアの質の標準化を保つために必要であると認識していました。
研修員達は、エジプトの看護教育システム・看護ケアについて佐久大学で発表し、教員・院生・学部生が聴講しました。また、週末の日本文化理解プログラムには、本学の学生たちがボランティアで参加し、共に楽しみました。