「老年看護学概論」JICAブラジル研修生から保健福祉医療について講義を受けました
10月28日(月) JICA日系社会研修にて、ブラジルから研修生4名(通訳さん1名)が来校し、看護学部2年次生に対して、ブラジルの「保健福祉医療・高齢者ケアについて」の講義をしていただきました。聞き慣れないポルトガル語での講義でしたが、ブラジルの歴史や生活、医療と看護について学び、学生にとって多様な文化や価値観に触れる機会となりました。海外の医療従事者の方々との交流は、学生にとって国際看護へ興味関心をもつ大変有意義な時間となりました。
講義の後、学生からは日本の保健医療福祉や、来日して印象に残ったもの、ブラジルの医療従事者の現状について質問があり、学生からもっと研修生と直接意見交換したかったとの意見もきかれ、国際交流の場としてもとても好評でした。
【学生のコメント】
●アマゾン川周辺では交通手段が船で、医療チームによる巡回船があると聞き、日本と異なる医療の形態があることがわかった。
●ブラジルの医療について、最初は何もイメージできていなかったが、実際に現地の医療従事者から講義を受けたことにより、国ごとに医療体制が違うが、患者さんやご家族に寄り添う姿勢など、看護の基本となるところは変わらないのだと感じることができた。
●ブラジルではプライマリヘルスケアの実践により、過疎地や山岳の村へ医療職が訪問しており、素晴らしいと思った。日本で学び、最高の医療技術も必要だけど、メンタルケアや患者や高齢者へのリスペクトが重要であると思ったと聞き、私自身も大きな発見になった。
また、今回の講義については、JICA横浜のFacebookにも掲載されています!!
ぜひ、ご覧ください!!
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老年看護学領域 教員
諏訪・成田・辻