人間福祉学部1期生(2025年3月卒業予定者)の就職内定状況等について

2021年4月に開設した人間福祉学部は、この春、初めての卒業生を送り出します。
学生たちは、それぞれの夢の実現に向けて、積極的に就職活動に取り組みました。

その結果、長野県庁、長野県内の市役所や社会福祉協議会、病院、一般企業、福祉系企業、社会福祉法人(高齢者福祉施設、障害者支援施設、児童発達支援施設)など、多岐にわたる分野で内定をいただくことができました。

卒業後は、行政機関や社会福祉協議会、病院などでコミュニティソーシャルワーカーや医療ソーシャルワーカー、生活支援コーディネーター、一般企業で総合職や営業職、NPOやスタートアップ企業で地域づくりアドバイザーなどの道で、それぞれのキャリアを構築することになります。

現在、学生たちは、2月に行われる社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験に向けて、受験勉強に励んでいます。
合格後は、総合相談窓口や病院、社会福祉施設でソーシャルワーカーとして、多職種連携の道が拓けます。

2025年1月
佐久大学


【人間福祉学部1期生の具体的な職種】

■社会福祉士:福祉や医療に関する相談援助を行う専門職で、利用者の生活の質を向上させるための支援を行います。
■コミュニティソーシャルワーカー:地域の福祉活動を支援し、住民同士が支え合う地域づくりを推進します。
■医療ソーシャルワーカー:病院で患者や家族の経済的・心理的な問題を支援する専門職です。入退院の調整や医療費の相談、退院後の生活支援などを行います。
■児童相談員:子どもの悩みや問題を聞き、相談や支援を行う専門職です。虐待や家庭内の問題に対する対応、子どもの発達支援などが含まれます。
■生活支援員:障がい者の日常生活をサポートする専門職で、食事や入浴などの身体介護や、日常生活のサポートを行います。
■生活相談員:介護施設などで利用者や家族の相談に応じ、適切なサービス提供を調整する専門職です。ケアプランの作成や家族との連絡、行政機関との連携などを行います。
■総合職:企業の幹部候補として幅広い業務を担当する職種です。人事・総務、経理・財務、営業、企画・マーケティング、法務など、さまざまな部門での経験を積みます。
■地域づくりアドバイザー:行政や企業・NPOなどで地域づくり事業のワークショップ、計画策定など、地域づくりのための活動を支援する人材です。