シンポジウム「公共交通におけるバリアフリー」が開催されました
2月22日、本学で「公共交通におけるバリアフリー」(小海線とふるさとを愛する会主催)が開催されました。
看護学部の学生は、授業でまとめた「バリアフリーに関する認識の違い」について発表。公共交通機関での人手不足や介助の不安を軽減するため、「可動式スロープの設置」を提案し、参加者の関心を集めました。
基調講演では、障がい者の旅行を支援する企業経営者、駅舎内で診療所を運営する医師、大学でボランティア論の授業を担当する教員など、多彩な講師が登壇。それぞれの視点から、日本のバリアフリーの現状や課題、地域での大学の役割について語られ、「本学が地域の中核として果たす役割」について再確認する機会となりました。
会場では、車いすユーザーやその家族も参加するなど、公共交通のバリアフリー化への関心がさらに高まりました。
さらに、2月1日に実施された「JR小海線で行く車いすの旅」の報告も行われ、バリアフリー環境の整備が進むことで、誰もが安心して移動できる社会の実現に近づく期待が寄せられました。
〜学生の感想〜
「様々な立場の方からバリアフリーについてのお話を聞かせて頂き、新たなことを知ることができ、考えが深まりました。今後も自分たちにできることを考え、ボランティア等に参加していきたいと思います。」
※23日の信濃毎日新聞の記事にも掲載されていますのでご覧ください。