看護学部2年次生「老年看護学概論」高齢者疑似体験演習を行いました
12月16日 (月)に老年看護学概論の授業で、2年次生が高齢者疑似体験セットを装着し日常生活動作(階段昇降、洗濯物干し、ベッド・畳からの起き上がり立ち上がり、豆つかみ、塗り絵等)の演習を行いました。
初めて体験する学生が多く、演習後は「階段の上り下りの時、視界が悪く段差が分かりづらかった」「色によっては全く見えない文字がある」「後ろから急に大きな声で話しかけられてビックリした」などの意見が聞かれ、高齢者の加齢変化を学生自身が身をもって学ぶ良い機会となりました。高齢者の身体の特徴や日常生活動作の中での困難さを理解することができました。そして、演習後はグループで意見交換し、高齢者の立場や目線に立って考え、どのような看護ケアを行うことが大切かを考えることができました。
2年次生は2025年2月にEBNⅡ②実習を行います。実習では、高齢者を受け持つことも多いため、今回の高齢者疑似体験での学びを実習活かしていきたいと思います。
階段昇降体験中の様子 |
レク(塗り絵)体験中の様子 |
起き上がり動作体験の様子➀ |
起き上がり動作体験の様子② |
看護学部教員(老年看護領域):諏訪・成田・辻