聖路加国際大学と大学間交流に関する包括連携協定を締結
このたび、学校法人佐久学園(長野県佐久市)と学校法⼈聖路加国際大学(東京都中央区)は、超高齢社会の日本が抱える様々な社会的課題に対処できる、次世代の保健医療・看護・福祉職の育成を目指し、包括連携協定を締結いたしました。
令和の時代を迎えた日本において、医療・介護需要に対応できる人材の育成は急務です。また、超高齢社会は、厚生労働省が「今後の高齢者人口の見通し」でも示したいるとおり、世界における課題になりつつあり、地球規模のグローバル社会の課題に対処できる人材の育成を実現するための基盤になるといえます。
学校法人佐久学園は、佐久大学看護学部と介護・福祉教育を行う短期大学部を有しており、「地域ケア」の先進地として国内外から注目されている長野県佐久地域において、「農民とともに」の精神のもと、一次・二次医療から専門と急性期に特化した三次救急医療までを担う佐久総合病院グループに隣接し、地域包括体制のモデルを示す場で教育を実践しています。
学校法人聖路加国際大学は、都市型急性期医療施設である聖路加国際病院を有しており、1920年設立の聖路加国際病院附属高等看護婦学校を経て、私立では日本初の看護学部4年制教育を開始するなど、看護のリーダー育成と海外17の教育機関との協定を活用した国際的な教育を展開してきました。
両法人の特長を活かし、教育フィールドの相互活用や、聖路加国際大学の留学プログラムの相互活用など、様々な連携について検討を進め、次世代の社会における看護人材のロールモデル育成に協働してまいります。
本協定の締結により、地域社会ひいては国際社会の発展に寄与する所存です。