【学長メッセージ】2021年度前期授業開始を迎えて-コロナ禍における学生生活にあたってのお願い-(4月28日掲載)
学生の皆さんへ
新年度を迎え、早くも3週間が過ぎましたが、昨年の今頃とは異なり、キャンパスには学生の皆さんの楽しそうな声が響き、元気な姿が見られます。先ずは、学生及び教職員の皆さんのご協力により、大学の諸活動が対面で維持できていることに感謝いたします。
しかし、全国的にCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)は第4波に直面しており、長野県内でも確認されている変異ウイルスは感染力が強く、感染した場合に重症化しやすい可能性や、若い世代の感染割合が高いことが指摘されています。また、先日、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県には、3度目の緊急事態宣言が発出され、未だ収束の兆しが見えない状況です。
本学では、2021年度前期の授業については、これまでの基本的な感染防止策を徹底することにより、対面を原則としつつ、一部リモートを併用し、授業を開始いたしました。
つまり、感染しないために家から出ない生活ではなく、感染予防に配慮した上で学びや人々との交流を進めることで、新しい生活様式の実践をめざしているのです。
そこで改めて、学生の皆さんには、現在の大学生活が今後も維持できるように、基本的な感染防止策がどのようなものであったか、もう一度考えてみてほしいと思います。
【基本的な感染防止策】
1 健康管理の徹底と行動歴の記録 → 少しでも体調がすぐれない場合は、大学(保健室)に連絡の上、休むこと。 2 こまめな手洗い・手指消毒の徹底 3 マスクの確実な着用(マスクなしの会話の禁止) 4 三密の回避(人と人との距離の十分な確保、定期的な換気の実施) 5 不要不急の外出は控える(特に感染拡大地域との往来はできるだけ控える) 6 大人数での会食は控える(黙食の徹底) |
そして、感染拡大による医療崩壊が一番の気がかりですが、皆さんの先輩でもある医療・福祉従事者の皆さんは、日々頑張ってくれています。保健・医療・福祉に携わる厳しさも教えてくれています。
学生の皆さんには、そのような先輩に感謝しつつ、コロナ禍において、自分は何をすべきか考え、行動してほしいと思います。基本的な感染防止策を徹底することで、現在の大学生活が今後も維持できるものと願っています。
2021年4月28日
佐久大学
佐久大学信州短期大学部
学長 堀 内 ふ き