介護福祉専攻
学びのポイント
介護福祉士を志望する全学生の国家試験合格をめざします
介護福祉士養成の課程を修了した学生は介護福祉士の実技試験が免除され、11科目の筆記試験に集中することができます。
本学では普段の授業から国家試験対策講座まで、学生一人ひとりの理解度に合わせて教員が指導。
日頃の努力は、「2021年3月卒業生合格率100%」という成果に実を結んでいます。
恵まれた施設・設備と豊富な実習先が技術力を養います
介護の技術を学ぶ介護実習室、入浴の技術を学ぶ入浴実習室のほか、調理や裁縫などを学ぶ家政実習室、和室での介護技術を学ぶ和室実習室があり、施設・在宅の両方で通用する技術を習得。
学外では佐久を中心に多くの介護・福祉施設で実習に臨み、進路を考えるきっかけになります。
多職種連携の要となるケア専門職としての人間力を身につけます
介護の現場ではさまざまな専門職が力を合わせて、介護を必要とする人々をケアしています。
介護福祉士は現場の中心として活躍し、いずれは指導者や責任者となって施設や事業所全体の運営を担う存在です。
そのため、幅広い教養やコミュニケーション力、人への配慮など人間力を養う必要があります。
めざす進路
- 福祉施設
- 公務員
- 病院
- 進学(佐久大学人間福祉学部への編入は学内推薦が実施され、優先的に編入が優位になります)
取得可能な資格
- 介護福祉士(国家資格)
- 社会福祉主事任用資格
- 認知症ケア准専門士
- 福祉用具専門相談員
- アクティビティ・インストラクター(初級)
介護福祉士養成の学び
介護福祉士は「介護を必要とする幅広い利用者に対する基本的な介護を提供する能力」が求められます。そのための必要な学びは以下の3領域と医療的ケアの4つの課程で構成されています。いずれも「介護のための」という視点のもと、理論と実践が融合された内容となっています。この4つの課程に加えて、入学時から学ぶ基礎教養で社会に出るための力を養います。
3つの領域
“介護”に必要な周辺知識を「人間と社会」「こころとからだのしくみ」で学び、”その人らしい生活”を支えるために必要な介護福祉士としての専門的知識・技術を「介護」で学ぶ。
医療的ケア
日常生活を営む行為に必要な支援
日常生活を営む行為に必要な支援としての、介護業務をするために学ぶ。
基礎教養
資質を向上させる
課題解決能力、キャリア形成、社会人としての基礎を身につけ、さらなる資質向上を目指す。
実習スケジュール
特別養護老人ホーム、老人保健施設、グループホーム、訪問介護事業所、障がい者施設など、多彩な実習先を2年間で密に体験でき、進むべき道が見えてきます。