JICA青年研修 「アフリカ(仏語圏)地域保健医療実施管理」研修開催 

現今において、アフリカ仏語圏の対象国の人々の生活環境は厳しく、国連
の持続可能な開発目標(SDGs)の全項目の状況改善が必要とされている。
首都と地域の経済、交通網、公衆衛生等の格差、国立と私立の保健医療施
設におけるサービスの格差、保健医療施設への公平なアクセス、男女の教育
格差、女性の教育が家族や子どもの健康に影響を及ぼす実情、母子の健康を
守るための地域母子保健の改善を含めて、該当国における若い保健医療リー
ダーの育成の重要性は年々高まってきている。
そこで、今般、本研修では、日本の保健医療のあゆみの中で、発展の楚と
なった地域保健医療体制、医療機関の取り組み、保健医療職および住民の活
動、コロナ禍における各種対策等を紹介し、意見交換する場を設けることで、
参加者の地域保健医療管理の知見や技術を高めることを目的としている。

(1)案件目標(アウトカム)
将来のリーダーとして地域保健医療体制の課題解決を担う青年層の知識と意
識の向上を図る To acquire knowledge of Japanese know-how concerning
the basic systems and technologies used in community health, and increase
their willingness to resolve issues on their own

(2)単元目標(アウトプット)
(ア) 日本における地域保健医療体制や医療機関の取り組みを理解する
(イ) 日本の保健医療職の地域保健医療実施に対する考え方を理解する
(ウ) 参加国の状況を共有しお互いに学ぶ
(エ) 日本を含む参加国の情報共有を通して、自国に参考になる政策や活動を整
理し述べることができる

第2 研修期間
(1)全体受入期間:2021 年 1 月 17 日~2022 年 1 月 27 日
(2)技術研修期間:2022 年 1 月 17 日~2022 年 1 月 27 日
第3 研修員
(1)研修員人数:12 名
(2)対象国:9 か国(アルジェリア国、ガボン国、コンゴ共和国、 ジブチ国、セ
ネガル国、チュニジア国、ブルンジ国、モーリタリア国、モロッコ国