JICAタイ高齢者のための地域包括ケアサービス開発プロジェクト(S-TOP)実施
2019/1/21~1/25
JICA(独立行政法人国際協力機構)が、厚生労働省とともに、2017年11月から5年計画で開始したプロジェクトです。タイの高齢化率はいまだ10%程度ながら今後日本並みに急速に高齢化がすすむことが予測されています。タイ国保健省等としては、まだ残っているコミュニティの力を用いながら効率的なサービス供給で需要増に対応しよう努力しており、S-TOPでは、タイ国保健省ほか2省庁と共同で、脳卒中等の急性期後、家庭復帰までの切れ目のないサービス(シームレスサービス、日本の地域包括ケアのような概念)のサービスモデルづくり、またこれに係る人材養成や財政なども視野にいれた仕組みづくりを目指しており、リハビリテーションの確立とサービス普及が中心課題となっています(一部S-TOPプロジェクトの概念より引用)。
本邦研修2週間のうち、佐久大学は、1週間を受け入れ「主に、訪問診療・リハビリ・看護を含む地域活動」を研修しました。また、鹿教湯病院においてリハビリテーション看護、テラピストによるリハビリテーションについて学びました。
1. 研修対象者:
タイの地方公立病院のリハビリテーション医、リハビリテーションに従事する看護師、理学療法士等、現場中堅管理者 合計15名
2. 期間:
2019年1月21日(月)~25日(金)
3. 公用語:
タイ語(通訳付き)